
先に結論:抱っこ紐は、赤ちゃんの顔と呼吸を確認できる高さで、太もも全体を支えることが基本です。大人の腰や肩への負担も同時に確認しましょう。
母さんの両方を守る付け方抱っこ紐は、産後の毎日に欠かせない道具です。そして、赤ちゃんとお母さんの身体が、一日のうちでもっとも長く密着している時間でもあります。
だからこそ、付け方ひとつで、赤ちゃんの股関節の育ちにも、お母さんの肩や腰の負担にも影響が出ます。
この記事では、赤ちゃんの股関節を守るための「M字」の考え方と、お母さんの身体を守る付け方のポイント、そして健診で相談してほしいサインを整理してお伝えします。
赤ちゃんの股関節は、まだ「育っている途中」
生まれたばかりの赤ちゃんの股関節は、骨の形も、関節を支える組織も、まだ育っている途中にあります。
赤ちゃんは本来、仰向けに寝かせると、膝と股関節を曲げて脚を外に開いた「M字 」のような姿勢をとります。この姿勢は、股関節が安定しやすい自然な形だと考えられています。
反対に、両脚をまっすぐ伸ばしてそろえた状態で、長い時間固定されることは、股関節の安定を妨げる要因になりうるとされています。かつて、脚をまっすぐ包む「おくるみ」の習慣がある地域で股関節のトラブルが多かったことから、今では「脚を自由に動かせるようにする」ことが大切だと言われています。
抱っこ紐で「M字」を保つポイント
膝がお尻より高い位置にある:横から見て、赤ちゃんの膝がお尻と同じか、少し高くなっていること
太ももの裏まで支えられている:抱っこ紐の座面が、お尻だけでなく膝の裏近くまで届いていること
脚が外に開いている:両脚がお母さんの身体をはさむように、自然に開いていること
脚がぶらんと下に垂れていない:インサートの調整がうまくできておらず、膝の位置が下がっている。月齢が低いうちは特に注意抱っこ紐によって、月齢に応じた座面の調整方法や、新生児用のインサートの使い方が異なります。必ず取扱説明書の対象月齢と使い方を確認してください。
安全のために確認したい5つのこと
赤ちゃんの呼吸と安全を守るために、抱っこ紐を付けるたびに次の点を確認する習慣をつけてください。
① 顔が見える:下を向けば、いつでも赤ちゃんの顔が見えること。布で顔が覆われていないこと
② おでこにキスできる高さ:少しうつむけば、赤ちゃんのおでこに口が届く位置が目安
③ あごが胸にうずまっていない:あごと胸の間に、大人の指が1〜2本入るくらいのすき間を
④ 身体がぴったり密着している:ゆるすぎると赤ちゃんが沈み込み、姿勢が崩れやすくなります
⑤ 背中が自然に支えられている:赤ちゃんの背中がゆるやかに丸く、お母さんの身体に沿っていること
お母さんの身体を守る付け方
赤ちゃんの位置が低すぎると、お母さんは前に引っぱられ、腰を反らせてバランスをとろうとします。これが、抱っこ紐を使うと腰や肩がつらくなる大きな理由の一つです。
腰ベルトは高めに:骨盤の上、おへそに近い高さで、しっかり締める。腰ベルトで重さを受け止めることで、肩への負担が減ります。
肩ベルトは左右均等に:片側だけゆるんでいると、身体が傾いたまま歩くことになります。鏡で確認してみてください。
背中のバックルは肩甲骨の高さに:首の付け根に近すぎると、首や肩にくい込みやすくなります。
長時間連続で使わない:取扱説明書の使用時間の目安を守り、ときどき下ろして休憩を。
「おでこにキスできる高さ」にすると、赤ちゃんの安全だけでなく、お母さんの腰の負担も減ります。赤ちゃんにとって安全な位置と、お母さんにとって楽な位置は、実は重なっているのです。
健診・小児科で相談してほしいサイン
次のようなことに気づいた場合は、乳幼児健診や小児科でご相談ください。必要に応じて専門の医療機関を紹介してもらえます。
- おむつ替えのとき、片方の脚だけ開きにくい、開くのを嫌がる
- 太ももや脚のつけ根のしわの数や位置が左右で違う
- 両膝を立てて寝かせたとき、膝の高さが左右で違う
- 脚の長さが左右で違うように見える
逆子(骨盤位)で生まれたこと、ご家族に股関節のトラブルがあったことは、股関節のトラブルが起こりやすい要素として知られています。当てはまる場合は、健診のときに伝えておくと安心です。
当院は医療機関ではなく、股関節の診断は行いません。上のようなサインに気づいた場合は、まず健診や小児科でご相談ください。
当院では、実際にお使いの抱っこ紐をお持ちいただければ、付け方をその場で一緒に確認することができます。赤ちゃんの脚の形と、お母さんの腰ベルト・肩ベルトの位置を同時に見られるのは、母と子の両方を診る当院ならではの関わり方です。
抱っこ紐で腰や肩がつらくなっているお母様のケアも、同じ日にお受けできます。完全個室ですので、赤ちゃんをお連れのままお越しください。
Q1. 赤ちゃん整体は何ヶ月から受けられますか?
生後まもない時期(1ヶ月)からご相談いただくことがあります。
ただし、赤ちゃんの状態やお悩みによって対応が異なります。不安がある場合は、事前にLINEでご相談ください。
Q2. 痛くありませんか?
赤ちゃんの体に負担が少ない、やさしい施術を行います。
強く押したり、無理にひねったり、ボキボキする施術は行いません。赤ちゃんの表情や反応を見ながら進めます。
Q3. 何回くらい必要ですか?
赤ちゃんの状態やお悩みの内容によって異なります。
1回で動きの変化を感じる方もいれば、数回かけて様子を見る方もいます。
初回時に状態を確認し、必要に応じて来院目安をお伝えします。
Q4. 病院との違いは何ですか?
病院では、病気や発育上の問題がないかを医学的に確認します。
整体では、診断や治療ではなく、体の使いやすさ、緊張、左右差、姿勢のクセなどを確認します。
役割が違うため、心配な症状がある場合は、まず医療機関にご相談ください。
Q5. 家でできることはありますか?
もちろんあります。赤ちゃんにとって多くの時間を過ごすのはママやパパといる時間です。そのためご自宅での過ごし方がとても大切になってきます。
赤ちゃんの状態に合わせて、抱っこ、寝かせ方、授乳姿勢、遊び方などをお伝えします。
無理に動かすケアではなく、日常の中で取り入れやすい方法を大切にしています。
Q6. 発達が遅れているか診断できますか?
当院では、発達の診断は行っていません。
「寝返りしない」「ハイハイしない」「便秘で苦しそう」といったお悩みについて、整体の視点から体の使いやすさを確認することはできます。
診断が必要な場合は、小児科や専門機関への相談をおすすめします。
Q7. 産後のママも一緒に見てもらえますか?
もちろんです!
当院は、札幌市西区琴似の女性専門整体院として、産後ママの整体にも対応しています。
赤ちゃんの抱っこや授乳で、肩こり、腰痛、骨盤まわりの不調を感じている方もご相談ください。
赤ちゃんとママの両方が楽になることを目指してサポートします。

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※掲載価格は税込価格です ※初回ご来店時のみ有効です ※ご予約時にお申し付けください ※他サービスとの併用はできません
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問診・カウンセリング
お子様の様子や、普段の生活について詳しく伺います。
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お身体のチェック
頭の形の左右差や、関節の動き、体の使い方などを丁寧に確認します。
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施術
ソフトなタッチで全身を確認しながら整えます。途中で泣いてしまっても、赤ちゃんのペースに合わせて進めます。
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アフターカウンセリング
抱っこの仕方やお家でのケア方法、遊び方についてアドバイスします。
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キッズスペースを完備しており、託児も行なっています(保育士も在籍しております)。ママの体の状態はお子様の体にも影響が出ることが多いので、ぜひ一緒に来ていただければと思います。お子様の発達やお身体のチェック(向きぐせ、頭の形<斜頭・短頭・長頭など>、反り返りなど)も行なっていますので、気軽にご相談ください。

